院長コラム
Column

不適切にもほどがある

2024年04月27日

当たり前だと思っていた常識が若い人には通じなくなっていることには、歳をとるにつれて時折気づかされます。

常識の変化に伴い社会構造や働き方もどんどんかわってきているようです。

同年代の人と話すとそのGAPに戸惑うという話が多いので、多くのオヤジも同じように感じているのでしょう。

考えてみると私の親の世代とも考え方の相違がありますし、私の若い時代でも「最近の若いもの。。。。」はとよくいわれました。

これからも時代がどんどん忙しく変わっていきますので、戸惑ってばかりではなくうまく適応していく必要がありそうです。

先日、動画配信サービスにて「不適切にもほどがある」という連続ドラマを視聴しました。TV番組で放映されたオンディマンド版です。

私の学生時代位(昭和)の野球部の監督が現代にタイムトリップしてしまい、その違いに戸惑うという話です。

その戸惑い会話の内容には結構笑ってしまいました。

相手を気遣いすぎてうまく話ができなくなってしまっている状況にオヤジが昔の正論を振りかざしてすっきりという場面も。

おそらく若い人からすると耳の痛い話もあるので、オヤジ優先のドラマということなのかもしれません。

当時の野球練習では、水をのむな、エラーをした時は集団責任の尻バット、遠慮のない罵声はあたり前。

それが現代にトリップすると、一瞬で歩くパラハラです。当時はセクハラ発言も横行していました。

当時はなぜか、少々の暴力をする先生のほうが信頼をえているということもありました。相手を思い信頼があるからこそ強い指導ができたのかもしれません。

しかし昭和のハラスメントに傷ついた反動が現代につながっているのでしょうか。

それぞれの時代にいいところも悪いところもありそうです。

しかし、オヤジ代表の私としては、相手を傷つけないようにあたりさわりのない対応しかできないというのはどうしても違和感を感じてしまいます。

また、声の大きい少数の意見に多くの人が従わざるをえないという現状にも少々違和感があります。

やさしすぎる対応は無関心にもつながりますし、過度な気遣いは本来若い時代に乗り越えていくべき弱点を将来に先延ばしにしているだけというような気もしてきます。

資本主義ではある程度の競争はさけてはとおれませんし。

このようなことをつぶやくのはオヤジの特徴ですね。

医療現場での医者と患者さんとの関係も私の若い時代と今では様変わりです。昔の厳しい指導は今ではすぐさまハラスメント認定です。

クリニックではなおさらですね。

ドラマではそれぞれが「相手の立場にたってもう少し寛容になりましょう」というのがメッセージでした。

オヤジの言い分もあるし、若い人の言い分もある。それならうまく調整しましょうということです。

不適切な関係とならないためには、寛容になるためへのもう少しの努力や相手へのあゆみよりがそれぞれの立場で必要なのでしょう。

 

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