院長コラム
Column
Relief (安心)、Respect(尊重)、Smooth(できるだけお待たせしない)
2022年08月23日
クリニックも開業してあっという間に5年を経過しました。開業当初はかなり暇にしていましたが、来院いただける患者さんも少しずつですが増えてきたようにも感じます。
それに伴い、いくつかの改善点もみえてきたような気もしています。
9月初めの移転を契機に少し考えました。
そしてRelief (安心)、Respect(尊重)、Smooth(できるだけお待たせしない)を当院の3つのキャッチフレーズにすることといたしました。
大切なことはその他にもいろいろとありのでしょうが、わかりやすいのが皆様と共有しやすくてよさそうです。
それに伴いHPの挨拶も若干修正予定です。
- Relief(いつも安心いただけるように) -
患者さんが安心していただくには、まず病気を癒すことがまず大切です。しかし、それだけというのでは、不安・不満につながることもいろいろとありそうです。
元気な挨拶、気遣いのある言葉、落ち着いた清潔なクリニックの環境なども心の安らぎには大切なのだと思います。
また、できるだけはやく検査結果や方針をお伝えすることも不安を取り除くには大切です。できるだけ、その場で不安を取り除く努力は、今後もスタッフ一同つづけていきたいことです。
- Respect(いつも相手に敬意をもって) -
相手にばかにされたと感じることは、人間関係を損なう最も大きな原因です。若い方の中でもディスられた(disrespect)は不快を表す最近の決まり文句ですね。
相手を理解し、敬意を払うことは人の心を掴み、長期的にお互いの関係を良好に保つには大切なことだと思います。そのためには笑顔や元気な挨拶も必要です。
そして、相手と心を通わせ、心を掴めるようになるための努力は、人として成長していくためにも大切なことだと思っています。
- Smooth(できるだけおまたせしない、効率的に) -
長い時間待たされたというのは病院で一番多いクレームです。そしてそれはその他多くの不満に繋がります。
さらにSmoothな診療になるように、①診療エリアの拡張 ②採血結果のアプリ配信 ③無料の処方箋FAXの導入 ③受付会計窓口の増設 ④医療機器増設 なども移転を機会に導入予定です。
できるだけお待たせしないようにすることは、小さなクリニックだからこそできることだと思います。
また、9月からの土曜日の診察には桜橋渡辺病院のほうから、田中孝昌先生に診察いただけることになりました。循環器の病気でも特に虚血性心疾患や下肢閉塞性疾患などが専門の先生です。動脈硬化の予防、治療に大きな力となってくれそうです。
変化の激しい時代です。現状に満足せず、新しいことに勇気をもってチャレンジすることは、私たちの可能性を広げるためにも大切なのだと感じています。
まだまだ試行錯誤ですが、このクリニック任せれば安心だと思っていただけるようにスタッフ一同努力をつづけていきたい想いです。