院長コラム
Column

AGA

2017年07月13日

薄毛の原因の多くは男性型脱毛症(AGA)です。AGAの患者さんは現在AGA専門のクリニックや泌尿器科の先生により管理されている場合が多いのですが、実は循環器の病気とも関係します。特にてっぺんタイプの方は狭心症や心筋梗塞の発生の頻度が高いとされています。家系的に薄毛という方ももちろん多いのですが、てっぺんタイプはメタボ体型であることも多く、インスリン抵抗性やホルモンの低下から毛包の血流が阻害されるため薄毛と動脈硬化が同時に進行するという考察です。

そこで当クリニックでもAGAの投薬治療を自由診療として行うこととしました。かかる患者さんでは、AGAの治療のみならず循環器病のリスクの評価と予防が大切だからです。長期間AGAで治療を受けられている方も一度は循環器リスクを評価しておくことも大切だと思います。

身近で長期的にAGAの治療薬を服用された方の経過を見てみますと、かなり持ちこたえて復活しているという印象ありです。薄毛をネタにしているお笑い芸人をみてもあまり進行していないようですので、一度は試してみる価値はあるように思います。

ストレスもAGAの原因になります。テレビのニュースで「わかっているのかこの〇ゲ」と女性議員さんの絶叫テープが報道されていました。あそこまでの絶叫ネタは吉本新喜劇以外では久しぶりにききました。罵倒された方はストレスでますます脱毛するのではと少々心配します。それと〇ゲは公共の放送ではつかってはいけない言葉だと思っていましたが、大丈夫なんですね。

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