院長コラム
Column

なんばスカイオ

2018年10月19日

南海なんば駅すぐ横に「なんばスカイオ」が開業しました。クリニックの窓から眺めると目の前にそびえ立っており、地上を歩けば徒歩5分以内のすぐ近くです。

南海電鉄本社ビルの建て替えです。

スカイオって何という疑問もでてきますが、スカイオとは空と大阪をイメージした造語のようです。反対から読むと少し柄が悪くなりますが、これも大阪のみなみっぽいのかもしれません。

ビルは少しシックでビジネス風です。みなみの雰囲気に合わせてもう少し派手でコテコテでもいいような気もしますが、コテコテではなくスマートなオフィス需要も増やすことが目的のようです。新たに4000人程度の人が働くことになるのだとか。

開業初日ということで、クリニックの出勤前に立ち寄りました。多くのカメラをもったマスコミの方もおられました。

包丁や日本の芸術伝統文化に関係する店や歌舞伎の展示フロアもありますので、海外からの観光客をかなり意識してそうです。

南海鉄道は関西空港からの訪日客のおかげでこの6年間に乗客数が倍増したそうで、南海の拠点であるなんばに観光客を呼び込むしくみをつくるということでしょう。これ以降も観光客や不動産に対して多額の投資を継続されるようです。

クリニックのフロアもあり、改札入口すぐからの直通のエレベーターがありました。かなりの検査機器を導入されているようです。周辺にもいくつかの大きな健診センターがすでにありますので、なんば周辺は健診・人間ドッグの激戦区です。

東日本の大きな病院グループの関西の進出だそうです。循環器内科を含め多数の診察も開始するようですので一抹の不安も感じてしまいました。当院のような組織力のない小さな弱小クリニックは、いろいろと工夫して差別化する必要があるのだと改めで感じました。

クリニックすぐの歌舞伎座後も大きなビルが建設中で、近いうちにも開業しそうな感じです。なんば駅前は長い間変化がありませんでしたが、観光客の増加に伴い街並みにも変化がでてきてこれからも楽しみです。

 

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