院長コラム
Column
M-1
2018年12月11日
年末に向けてテレビでのお笑いプログラムが増え、お笑いを目にすることも増えています。先日もデビュー10年までの若手漫才師の頂点を競うM-1グランプリがありました。
M-1の優勝を目指す芸人さんも真剣ですが、審査員の方も大変です。関西人は笑いにはこだわりがあるので、いろいろ評論される人も多いのではないかと思います。
私自身もM-1の終了後しばらくは妻との会話の半分位はお笑いの話題でした。
個人的には和牛の漫才が気に入っています。歳をとったせいか絶叫したり、テンポがはやすぎる漫才よりは少し落ち着いた雰囲気のほうが居心地よくなってきました。昔のいとしこいしさんがいいというような境地でしょうか。
おそらくそれぞれの時代での笑いへの空気があるのでしょう。
審査員の方を非難して逆に非難されているM-1芸人さんが話題になっていますが、世間の空気を読めずにすべったということでしょうか。
真剣さの裏返しなのかもしれませんが、真剣すぎても笑えなくなります。人をコケにしたり、敬意を払わないネタも少し引いてしまいます。
クリニックから徒歩10分程度の千日前に大阪の笑いの聖地と言われる「なんばグランド花月」とその前に「よしもと漫才劇場」があります。特にM-1にでてきそうな若い芸人さんの漫才を楽しむのなら「よしもと漫才劇場」がよさそうです。
少し前の空き時間にふらっと立ち寄りましたが、値段もリーゾナブルですし、とても楽しめました。コンビのネタを披露する時間が長いのが特徴のようです。
笑いは、免疫力を増加させ、病状の改善によいとされていますので、どんどん笑って笑顔になるのがよいと思います。時間があればクリニックのついでにお笑いのメッカに立ち寄るというコースもありです。